基本的な概念、エリオット波動を紹介します。
これが理解できると実際の取引のタイミングを掴むことができます。
習得できる技術であり廃れることはないので、まずデモ口座で実践してみてください。
波動とは?
- 価格は一直線に進むことはなくジグザグに上下しながら波のように価格は進んでいくことを指します。
上昇トレンドとは?
- 上に向かう波が強く、下に向かう波が弱い状態
下降トレンドとは?
- 上に向かう波が弱く、下に向かう波が強い状態
レンジ相場とは?
- 上に向かう波と下に向かう波の強さが同じ状態
上昇5波、下降3波が基本な形でローソク足に現れます。
下図は上昇トレンド中のエリオット波動です。
為替に絶対はありませんが、以下の原則が3つあてはまります。
- 上昇の3波は1波、5波以上に上昇する。
- 上昇の2波の終点は1波の始点より下にならない。
- 上昇の4波の終点は1波の終点より下にならない。
3波を狙う理由はこの原則1にあります。
- 1波を認識できたら3波で”買う”ための準備を始めることができる。
- 1波が確定すると最低でもこれぐらい上がるだろうという利益幅の目安がわかる。
- 3波が始まって1波の終点まで上昇したら買い。
- 2波の少し下が損切りラインとなる。
つまり買うタイミング、損切り、利益幅が確定しやすいため、勝率が5割でも収益可能になるということになります。
では次に下降トレンドやレンジ相場から上昇トレンド(上昇1波)をどうやって認識しエントリーするかを解説します。
下図はレンジ相場です。
レンジ相場の直近の高値で水平線を引きます。その価格をローソク足が超えてきたら1波かな?と準備を始めます。
下図2波が水平線を割り込まずに3波を確認したら、エリオット波動。
1波の終点の水平線(下図の黄線)のラインで買いをエントリー。
利確位置は下図のように1波と同じところぐらいまで伸びることが予測できます。
損切りラインは下図の紫の線の付近がいいですね。
下降トレンドでも同様です。
以上で終了です。
まずデモ口座で、1波かな?って思える時間軸、通貨を探して試してください。
基本的にはこの1波を見つけることが最初の工程になります。
はじめての方は馴染みのある米ドル円のチャートを開いてみましょう。